Ideaの芯は?

うまくまとめてはいるのですがメッセージが伝わってこないwritingもあります。人ごとのように聞こえたり、「それでどしたらいいん?」という風に思ってしまいます。こういう場合はだいたい構成されたideaに芯がないのだ、と思います。これは特にビジネス上のwritingでは大事です。

  • 芯とは、私は「自分なりのビジョン」だと思います。以下にうまく物事を整理しようとも、以下に上手に英文を書いたつもりでも、自分のideaのなかに「自分はどういう方向に持っていきたいんだ」という芯がないからだと思うんです。
  • 話題のsignificanceにかかわらずこれは大事なことです。もちろん客観的に背景・問題点を整理することは第一歩です。そこから先は、自分はこうしたい、というしっかりした目的を持たないと往々にして論点がずれてしまったり文脈がねじれてしまったりしがちです。
  • 複数の対立する意見。それらのどの意見にもメリット・デメリットが。そして事態は硬直化。きわめて良くある状況です。いかに問題が複雑に絡み合っていても時間をかければそれらを整理整頓することは可能です。
  • そこから先がビジョンだと思います。自分はどうしたいのか?なぜか?それがどうCorporateに貢献するのか?Enterpriseでベストな提案なのか?そんなところから降りてくれば自ずと自分のpositionが生まれてくるはずです。
  • すこしwritingそのものからは外れましたが大事なことだと思い書きました。もちろん自分のideaを効果的に伝えられる言語の技量も大切ですが、負けないくらい大切な事です。しかし英文作成の技量に興味が行くあまりに忘れられがちな事でもあります。関連記事が「外資」の方にもありますのでご参考に。